2020/10/28 シャルトリューズと云えば、フランスの修道院で作られるリキュール。封を開け、グラスに注いだ時には一面に独特の香りが広がる銘酒ですね。 その中でもカクテルに度々使わる手ごろな品~ジョーヌとヴェール~。写真はその2品。 このお酒は、今から400年以上前カルトジオ会系のどこかの修道院がこのレシピで製造を始めたことに由来します。 今では会名の本山、シャルトリューズ修道院が作ってますが、レシピの製法者ははっきりしないし、当の修道会では解散命令があったりと、その時々、困難に会いながら、現在でもなんとか製造を続けることができてるギリギリのお酒です。それだけ愛される理由があるお酒なんだと思います。実際に、めっちゃ美味しいですしね。 ちなみに、シャルトリューズが霊酒に思えるのは、これじゃなくて~エリクシルとヴェジェタル~なんだと思います。 名前がもうヤバいですね!!汗 ドラクエに出てくるエリクサーの名前と一緒です。^^;ゲームだったら瀕死から全回復する霊薬です。w こちらは日本でいう養命酒みたいな方向、ドイツ産でいえば、ウンダーベルグのようなもの、成分濃いめの効くやつですが、今日はこっちではございません!!^^; さて、ジョーヌとヴェールに話を戻します。 シャルトリューズ銘で作られるお酒は今でも秘伝で、そのレシピはほんの一部しか公開されてないですね。 知られていることは『ベースはブランデー、甘味料(砂糖と蜂蜜)に、アンゼリカ(セイヨウトウキ)、シナモン、ナツメグをはじめ130種類のハーブ、5回の浸漬と4回の蒸留。。。』多い。>< といった複雑怪奇な製法。で、今回の話。 会津花畑蒸溜所では、ハーブの栽培品種だけでも30種を超えるほどあるのですが、売り物にはせず、自社茶だったりに使ってます。(申し訳ございません) で、いくつかの素材は単品毎にリキュールにもしてるのですが、久しぶりに嗜んでみたら、なんと、ヴェールの主要な香気、風味の成分2つを見つけてしまいました。^^ この中にあります。わーい^^ ということで、今回は紹介のみ。いずれ、なんちゃってヴェールを作ってみようと思います!!最後に~ジョーヌとヴェール~、とっても美味しいのでぜひ飲んでみてください。ペリエなんかの炭酸水で割るだけで、とても美味しく頂けます。^^