ページ » カタログ請求 バラの花畑 バラの花畑 香りのオールドローズが中心の花畑/ロゼッタ、ロゼトゥム(バラ畑) 咲いた花、実は、その成果だけ人の手が係ることを大切に 薬に頼らず自然の恵みでたくましく 「会津の香るバラ」には、どんなバラがあるの、バラ園ではないの? 少しばかりになりますが、育てているバラたちを紹介いたします。 ダマスクローズ 香るバラの代名詞。そしてこの薔薇畑の象徴、主品目として大切に育てています。 ロサ・ダマスケナに代表する不揃い八重のピンク花。花数が多くグラデーションが美しいブラッシュダマスク。縞入りヨークアンドランカスター、縁取りレダ、純白のアルディ。 花様もそれぞれなら香りもそれぞれに個性があります。ほんの少しの違いでも、香りの感じ方は随分異なるかもしれません。ここでは紹介できないダマスクもあるけれど、その中でお伝えしやすいものを上げました。 花・香りの個性は、ひとの個性にも活かせるものと信じ、バリエーションをストックし育てています。 ガリカローズ、アルバローズ ダマスクローズの片親ガリカ、発色のよい赤色と黄蕊が魅了するガリカ・オフィキナリス。たいしてダマスクローズの子孫分かれアルバ、純白のアルバ・セミプレナ。花数を増やしたマキシマ、ピンクを取り戻したセレスティアル。 元来薬草としても利用されていたガリカの花弁の質感。ダマスク香をほんのり受け継いでいるのがわかるアルバローズ。 ダマスクローズに所縁のあるこの花たちも香りの起源、力の花の源として、種類は少ないけれどダマスクローズと変わらず育てています。 センティフォリアローズ、モスローズ ダマスクローズよりもより高潔な香のセンティフォリア。精油生産率ではダマスクローズに劣るとも聞くけれど、より繊細なセンティフォリアの香りも大事に育てています。 センティフォリアの子孫モスローズ。尖がり蕾で白が綺麗なキャトルセゾン・ブランムソー、主張する蕾、濃厚なピンクのシャポー・ド・ナポレオン。香りもよいけど、それ以上に蕾から愛らしく、ほおってはおけないほどの枝の棘と暴れぶり、やっぱり育てたくなるオールドローズです。 薔薇の先祖原種たち 先祖、原種にもこだわって、香りのバラ同様に育てています。また、次回、写真付きで紹介いたします。