2016/05/02 開花前、露地バラ カザンリクの蕾、樹姿です。ようやく1番蕾が見えてきました。名は本来トリギンティペタラ(Trigintipetala) 。ブルガリア語でしょうかね。通称、カザンリク(Kazanlik)、由来は、ブルガリア カザンラク地方の「地域名」。ブルガリアンローズで有名な香料のあれですね。 この時期の若葉はまだ薄目の緑で、ずいぶん柔らかい質感で、小型です。ダマスク種の小葉は、基本7枚葉となります。 株元から全様は、動画で紹介。枝はしなやかでいて、のびやかです。棘は大小入り交じり、多量です。葉の質感は、照葉にはならず、マットな印象。キュートに立ち上がった偽果から孚がしっかり伸び、とてもスレンダーで、優雅な蕾となります。咲くころには少し、膨らみ、花色が漏れ見え、ダマスクの中でも特にこの品種の蕾姿がとても大好きです。ダマスクについて考えるとき、いつも中心に置いてる品種です。未だ蕾の膨らみは足りませんので、この後、蕾を充実させていきます。