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山野草ゾーンの手入れからタラノキカワ

‹ 2021/12/03 ›

こんにちは。昨日から一転、雪がなくなりました。苦笑

天候も穏やかでしたので、最後の砦、山野草ゾーンに手を付けました。ここが最も難解、丸一日かけてスッキリになりました。^^

今日は隣の田んぼに白鳥がずぅーっと居座ってましたので、鳴き声聴きながら楽しくできました。^^

【タラノキの恵み】

さて、山野草ゾーンからは、今頂きたいものがありましたので、伐採ついでに調査と収穫です。

ひとつは民間茶なんかでも使われる生薬~楤木皮~の収穫。

文字通り樹皮を使うのですが、ちょいと面倒だし、時間をかけたくありません。

ざっくり枝全部を乾燥ティーにして使わせていただきます。^^;

もう一つは、同じくタラノキから得られる樹液が狙い、こちらは状況調査。

古い茶箱を治すのに、漆糊で内張する必要があるんですが、漆器業界の母親に相談してみたら、漆塗を素人がいじるのはやめておけということでした。

実際、大箱ですので、300cm x 80cmを2回分塗布する量が必要になります。ちょっと多いですよね。お値段もあれですが、、、挙句の果てにかぶれてえらいこっちゃではいかんです。><

じゃぁ~?古来に使っていた金漆(こしあぶら)は!?

えーと、こしあぶらは育ちが遅く、小さくてお試しできません。>< ということで、同科で食べるやつ、タラノキに目を付けました。

切断してみると、師部からかな?透明な樹液がでてきました。

触れるとねっとり、粘り気あるし使えそう。舐めてみますと、ほんのり甘いかな?渋くはないです。

まぁ、採取にひと苦労しそうですね。お暇ができたときに、チャレンジしてみようと思います。