2021/11/12 こんにちは2!この茶箱、本日は解体清掃するところまでやりました。 まずは、剥がした内張の仕組みを見てみます。 下地に和紙を張り付け、前面に漆湖をしてあります。その上に、油紙を張り付け、まずはベースを拵えてあります。 油紙の上には日用品として使用していた和紙を張り付けて完了といったところです。^^ フムフム、へぇー、これだけでこんなにもつなんて!エコで賢いですねぇ。 全面を剥がしてみましたが、虫食いもなく、腐食もなく、綺麗。木材は百歳越えとは思えない状況を保ってますね。 外観は多少疲れています。そして、上蓋は保管場所がお粗末だったせいか、一部構造が壊れてますので、天板を外して、骨格を直そうと思います。 入箱の外側は痛んでましたが、張り紙の補修くらいにしておきます。 銘柄紙が弱そうで、ちょっと私じゃ張り直しできそうもないのでね。汗