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市の花タチアオイ

‹ 2015/06/04 ›

私の住む市の市の花は、タチアオイです。アオイといえば徳川御三家ですが、この葵の御紋は、実は、それぞれ家紋の文様が少々違います。

この地も葵の紋のゆかりは深くありますが、市の花がなぜタチアオイなのかについては、深いゆかりはありません。正直もう少しゆかりがあるのかと思い市役所に問合せましたが、答えは昭和42年8月某日にしか、遡れないようです。

さて、写真の花、これはあまり見たことがない花色花様のタチアオイです。クリーム黄色で八重花ですね。

ちなみに花の八重化は、雄蕊を犠牲にしますので、八重化が進みすぎると交配ができず子孫を残せない品種となります。この花も雄蕊はほとんど見受けられないのですが、種からの実生です。花のプロではありませんので、どういう事情でこういったことになってるのか不明ですが、この花がまた子孫を残せるのか、考察しようと思います。

これは、数年前に市役所さんに伺って、市の花の種を頂いて、撒いて育てたタチアオイです。どこの市でもこういった住民サービスはありますが、市の花を市民で育てましょうということを行政では行っているところが多いのです。

地域によっては、苗を分けてくれるところもありますし、私のように種を頂ける自治体もあります。

ここは、タチアオイが市の花ですから、市内を散策しましても、結構な園芸・自生?のタチアオイやアオイを見て回ることができます。

よく見るのはもちろん一重でピンクや青、紫色が主体の花です。たまたま頂いたのが意外と目にしてなかったために、紹介として、写真を載せました。

みなさんもせっかく住んでる自分の地域の花を行政さんと一緒になって、育ててみるのもよいかと思います。