'香るバラ' 会津花畑蒸溜所 '香るバラ' 会津花畑蒸溜所

あと1時間で始まります!(と予備知識)

‹ 2023/05/07 ›

こんばんは。

あと1時間弱、18時になりますと、いよいよ会津の薔薇花、ダマスクローズの生花のご予約受付の開始となります。

説明の仕方が悪かったようで、ごめんなさい。朝から待ってる方もおりまして、商品リストのページにタイマーを付けました。^^;

写真は、試験ハウスのダマスクローズです。もちろん出荷花はまだまだ硬い蕾です!!汗

蕾と花冠と花びら(bud & corolla & Petal)

さて、ちょっとだけ触れておきます。

どれも正しい学術用語として使うなら・・・、細かな定義がありますね。

ただ、ここでは大雑把にいきます。

蕾(バッツ)

蕾にもいろいろな段階がありますが、大雑把には『花が開く前、受粉活動できない状態の花構成体』

当然ながら、開花前・後では、人が求める有効成分の内容、構成比も異なります。

有名なのは、漢方生薬マイカイですね。マイカイの場合は、開花直前のバッツでなければ価値なしになりかねません。

花冠(カローラ)

トヨタ社の大ブレーク車種ではありません!!汗

大雑把に、ここでは『開花済み花の花構成体全部』

また、なおかつ、花畑基準の出荷用花冠では、~受粉完了前~を重要な目安としています。

欲しい成分的にはここまであったほうが良いかなぁと思いますが、ご不要成分も増えますので、ここは好みですね。

花びら(ペタル)

『花びらそのもの』を指します。薔薇の場合は見分けも簡単。

花びら自体も実は場所によって、含まれる成分構成が異なります。

東北地方では、食用菊なんか昔から食べてましたので、料理の際には、花びらのどこを使うかで、美味しさの出来が変わりますので、とても重要な見分けとなります。これは香りを求める場合でも一緒ですけど、花びらから更に特定の部位ってのはナカナカのお仕事になってしまいますね。^^;

ちなみに、多くの日本人のイメージするダマスクローズ香の場合は、こちらのほうがイメージが合いやすいようです。ちなみに世界の主要生産地の方々は、花冠のほうが住んでた都を思い出しやすいようです。

こんな簡単な説明ですけど、ダマスクローズの生花のご購入時のご判断材料になれれば幸いです。

【今日の花】

雨中のサツキ、いかにも五月。^^;