'香るバラ' 会津花畑蒸溜所 '香るバラ' 会津花畑蒸溜所

花畑一品:きゃらぶき

‹ 2020/04/29 ›

今日の花畑一品は、春の御供。^^ 山フキ。~きゃらぶき~、その美味しい調理法です。

これね、本当に美味しいから!!

さて、ネットでも良く見かけるんですが、青くて太いフキは美味しいけど、細くて赤いフキは不味いから食わない。ってね。

残念だなぁと思ってます。実は、我が家では、そろそろ100歳のばぁさんの時代から、山の赤フキは最高に美味しくて、青いフキは、ミズフキといって、別に美味しくないやつとなってます。

これ実は、真逆、僕も、ミズフキは~別にぃ~ってなりますけど、こっちの山フキは最高に美味しいので、フキは30年以上、こちらのみをチョイスします。

こんな田舎でも、青フキが良いってなってて、山に行っても、赤フキは、正直ボクしか採取してないですね。大丈夫か?って思います。汗

贅沢な代物、なんか得してる感じがします!!w

要はどう調理して、どう頂くかってことなんですけどね。

で、つい先日、東京のお友達から、「私発熱したー!死ぬかもー!」とメールが来ましたので、「では、最後に欲しいものはありますか?」と尋ねたら、山菜くれー!っと返事が来たので、ヤマブキを送りました。

まず、答えを書きます。

『きゃらぶき、バカうまです

山フキは料理したのはじめてでした。頂いたメモどうりに作りました。

こんなに美味いとは!ありがとうございました。』

はい、そうなんです。赤フキ・山フキはちゃんと調理ができれば、本当に鬼旨いんですよ!

~レシピ~

  1. 適当な長さに切る(4,5cm)。皮は剥かない。
  2. 一晩水につけ灰汁だし
  3. 水煮3時間~半日ほど(重曹を入れると早く柔らかくなる。)
  4. 水を切って味つけ

まずは、食べたい長さに切って、水につけとくだけですね。山フキは灰汁とは全く不要で、アクがでます。重要なのは、山フキは表皮も食べるので、剥かないってことですね。

翌日は、水煮して、繊維を柔らかくします。ほど良くなったかな?と思ったら、味つけして煮詰めるだけです。

丸二日くらいかかるので、時間が取れない主婦の皆さんには、大変な作業かと思います。

でも、出来上がりは、本当に今までのフキがなんだこれって思うくらいの、風味・味わいが頂けます。