ロサ・湖南

ロサ・湖南（学名：Rosaceae Rosa）は、近年、中国湖南省で発見された野生種です。

樹形は、日本のノイバラのように強くしなやかで、棘の在り様や硬さ・樹勢も概ね一緒で、いかにも原種といった感じがします。枝、葉の色合いは、ノイバラよりも青色が強く、濃厚な青緑色で、葉は照葉となります。

花色は少し青が入ったようなピンク色で、中心付近で白色にグラデーションがかかります。花びらは、半八重で先端中心が凹んでいます。色合いと花形が相まって、とても和風に感じる薔薇です。

一季咲き・房咲で、開花時期は早く、当花畑ではレッドネリーの次に咲き始めます。

写真を見ますと、花様色合いが庚申薔薇（こうしんばら）に似てますが、、、四季咲きのコウシンバラも、もともとの原種は一季咲きだったらしいので。もしかしたら、コウシンバラの一種・変種ですかね。一季咲きのおかげで花見は春だけですが、その分良くしなるシュートが伸びてくれますので、誘因などして、形を作って楽しめる薔薇です。＾＾

おまけに、もう一つ。我が家の庭ものブラックベリーも咲き始まりました。美味しくなーれ！！