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超花畑【13】波・振動と感覚器について

‹ 2022/05/13 ›

こんばんは。予定通り夕方過ぎから、うっすら雨がチラつき始めました。

さて、今回のお話は、超花畑です。マニアックな話題がお好きな方以外はスルーしてください。

【視覚から聴覚まで】

では早速ですが、波と感覚器について、最初の一枚の画像を見てみましょう。

波と云えば電磁波!極大エネルギーの持ち主です。

大雑把には、何となく分かるガンマ線からRw(ラジオウェーブ)の範囲が電磁波と思ってください。

Eというのは、エネルギーレベルです。高周波が高エネルギーというのは、放射能事故で身近に覚えた話題かと思います。

Eは周波数が高いほど強く、周波数が高いほど、発生源が量子に近づきます。

怖いですねぇ~。><

でも、皆さん!私もそうですが、他力本願で生まれたエネルギーって大好物ですよね。汗

そうなんです、こんだけのエネルギーを人力で賄おうと思いましたら、血と汗の結晶しか生まれません。

農業従事者としては、日々毎日、~そこを分かってくれよ!~と思っています。

さて、この振動エネルギーをキャッチできる人間の能力はと云いますと、実は、人の可視光からになりますね。

可視光の伝達は光量子、感受するのは網膜。

そして、重要なのがこの情報を脳に伝えるのは、なんと~電気信号~です。

ここ、とっても重要なので肝に命じて考えましょう。

これだけの高エネルギーを受光するわけですから、網膜センサーは、この電磁波を電気信号を脳に伝えることができそうですね。

では、この絵の続きにある音波はどうでしょう?

音波はもはや電磁波とは呼び難いくらいの低振動。伝える物質は基本的に地球の大気、ガスとなります。

風速5mを超えると、野良仕事も結構難儀になります。これは風ですが、伝達物質は結局、地表1hPaのガス圧です。

波長の異なる波・振動ですが、ちょいと振幅が大きくなりますと、伝える物質も大きくなり、得られるエネルギーは小さくなっていくという事になります。

動物ならば、音波の検知は~鼓膜~。鼓膜は大分小さくなったエネルギーを上手にとらえ電気信号に変換できる力がある装置と云えます。

【嗅覚と味覚】

さて、人の五感のうち、次の四感覚が気になりますね。

どうでしょう?

香りは嗅覚ですので、基本的にはガス検知装置となり、味覚は相でいいますと液・個相検知装置となります。

ここまで来ますとですね。急に化学に持ち込むことが多いかと思います。

私はちょっと違うんじゃないの?って、いつも思います。

ずいぶん大きく重たい分子構成になりましたが、それでも感覚器は検知して、これを電気信号に変換し、情報として脳に伝えなくてはいけません。

これって、レセプターの機能だけで電気信号に変えるほどのエネルギーを生み出せるでしょうか?!

大きな構造物の~構造にストレスがかかった振動~。

恐らく、違いを捉え、脳に伝えているのは、こういうところにあるのかと思います。

さて、最後に、母体のエネルギーと感覚器の関係が何となくわかりますと、嗅覚・味覚は、他の2感よりも小さいエネルギーから情報を得えて解析しなくてはいけないってことが分かってきますね。

香料を含むガス分析には長らく装置としてGCが使われた来ました。

ところが近年、以前紹介したガスセンサーがアロマ判定などの分野で、かなり意欲的な活躍ができるように整ってきましたね。

大雑把でもストレスと香気雰囲気の判定などは、最新のガスセンサーでも可能な時代、AIと絡め、今の自分に合う香りや味に応えてくれる日もまじかになりました。