'香るバラ' 会津花畑蒸溜所 '香るバラ' 会津花畑蒸溜所

農村地域の村休み、~ボタニカルアート~の続き

‹ 2022/05/11 ›

こんばんは。今日は、一番暑くなる正午前後には雲がかかり微風がそよぐ、畑作絶好日和でした!

ただですね、残念ながら村休みデーです。><

~農村地域の村休み~とは?!~

野良仕事はしてはいけない日になります!汗 農家って生き物相手ですからね、気になっちゃうと毎日ずーっと仕事しちゃうんですよ。

そんなことで、これから稲作・畑作の本番を迎えるにあたって、一回休んでくださいという日です。

ここでは前日に村内の屋外スピーカー放送で『明日はお休みです!』と通知されます。きゃー。><

この放送が鳴ったらですね、・・・~ はい、今日はがんばりませんから!! ~ という風に心に誓います。

さて、そんなことで、今日は前回に引き続き、ダマスクローズのボタニカルアートを極めるための観察をしました。

というか、もっと植物との対話を極めるために、ダマスクを理解しようという事です。

今回は、1週間以上早く生育が進むハウス薔薇を観察して、露地薔薇に備えようという流れです。

前回、新芽から頂芽の蕾までの葉段数を確認しました。

頂芽の蕾って、そこがはっきりする頃って、今後、どんだけ咲くの??ってのが理化学的には、よく分かりません。

当然、植物は生理学の範疇ですので、理科の実験のような話にはなりませんが、多少の知恵の支えは欲しいですよね。

そんなことで、ハウスの開花間近の枝ぶりを観察しなおします。

【では、見ていきましょう】

中心の頂蕾は、もはや一番頂上ではなくなってます。2、3段目からは蕾を付けた花枝が育ち、背丈は頂芽を超えています。

そして、重要かと思いますのが、この2、3段の花枝は葉の節がなく、そのまま蕾を分結してますね。1つから3つ、そのひとつからまた3つと・・・。

この花芽だけで、数段に広がるようです。

一方、元の花枝の4段目からも新枝がニョキッと育ってます。こちらは蕾がなさそうです。

その代わりに葉の節があり、葉っぱが広がってます。

こういうところは枝葉の役割になるってことですね。

最初に見える蕾は一つ、その後左右に2つ、なんかさみしいなぁと思いつつ、気が付けば、花満開の仕組みってこんなことになっています。

露地薔薇は、平均積算温度704、1段目の3蕾がはっきりし、それぞれの道を歩むところです。