雪囲い完了＾＾

今日は薄っすら雨模様。雪じゃないんですよ。＞＜

いよいよ、年末最後の営業週ということで、客先回りが優先の週となりました！！

で、合間をぬって、収穫面の雪囲いを終わらせました。

花畑の薔薇の雪囲いはシンプル。剪定したら縄で縛るだけです。＾＾と言っても数があるので、そこそこ時間がかかります。ここでは、全工程が人力なので、特に花見の季節じゃないと景色も寂しいし、来春を想像しながら作業を続けております。

さて、薔薇って、花芽をみて剪定して形を整えて、ツルだったら誘引してってことが、冬の作業という感じですねぇ。

でもここでは、一定の高さに剪定して、縛って、最後に高さを揃えてって感じで作業します。

一つは、ダマスクローズの場合、雪で枝が折れやすい点があります。特にカザンリク種ですと、枝が横に伸びたり、曲がりやすいので、雪も乗りやすいし、クラウンへの負担も大きいんですよね。短くしただけですと、雪の重みでクラウンが裂けることもあるので、枝矯正と根元保護のため、縄で縛ります。

もう一つの理由として、縛り込むと枝のそれぞれの長さが分かりやすくなるってことがあります。枝ってある程度同じ高さにしてないと、翌春の薔薇の成長に偏りが出やすいので、なるべく枝長を揃えることを同時にしています。

そして、翌春の花収穫時期には、花芽の高さが収穫のし易さに響きますので、良い枝でも一定量下げてしまいます。

積雪のあまりないところでは、剪定はこの後ですね。寒いですが、来春の楽しみのため、薔薇の手入れをいたしましょう！＾＾