'Scented rose' Aizu Hanabatake Distiller 'Scented rose' Aizu Hanabatake Distiller

第40回全日本マスターズスキー選手権 秋田

‹ 2016/03/07 ›

昨年に引き続き、「第40回全日本マスターズスキー選手権」に行ってきました。本年は秋田県田沢湖です。

毎度、シーズン収めのレースで、私的にはメインイベントになります。毎年3月初旬頃に開催されているようです。

マスターズとはいえ、全日本ですから結構大層な大会になります。今は、アルペンとクロカンしか種目がありませんが、それでもアルペン競技者人口は、まだまだ多いですね。

マスターズスキーは30歳以上から85歳以上までの方々が参加されますが、全体的には、60歳~80歳未満までの人口がとても多く感じます。

開会式の風景をみましても、普通の中・老年に見えますが、スキーを履くとやたらと若返ります。10代じゃないの?!というくらい柔軟な体をもってる方も多いですし、40,50歳を上回る体力の70代の方々なんて、ざらにいます。正直、感服いたします。

クロスカントリーコースは、田沢湖スキー場の麓にあります。一般道を跨いで、コースが作成されています。ワールドカップなどで見る橋を渡るようなコース感もあり、結構感動しました。場所を変えると、田沢湖が見渡せる場所もあったのですが、コースの中から見れたかは覚えてません。一所懸命なので。。。><

競技と結果

さて、マスターズスキー選手権クロスカントリーは、5歳刻みの年代別競技となります。本年、当たり年なのか、うまい世代シフトになりまして、フリー競技で金メダルを頂いてきました。

初日のクラシカルは、風邪のため、出場を断念し、「DS」になりました。><

積雪は十分なものの、3月のレースですから、秋田県とはいえ、午前のレースでもザク雪です。早朝は凍結しているものの、分単位でどんどん雪温があがり、湿雪に変化していきます。

クロスカントリーは、平原あり山間部あり、日向、林間ありなど、歩を進めるごとに雪質も変わりますので、どのようなワックスで滑らせ、またグリップさせるかなど、色々なことを考えないと、無駄に体力を労することになります。

ワックス知識も足りてませんので、周りの先輩選手からありがたい指導を受けたりして、現地調整しました。

クラシカルの時は、「あそこの登りでグリップできるようにして、下りは滑らないから押すことになるけど、2周目が楽になると思うよ」など。アップ中には、「滑ってるよいいんじゃない」、「何使った?あんまり滑ってないね」とかとか。

調整タイムは、30分ほどしかありませんが、ひと言聞いたら、自分で滑りを確認して、ワックスに直行し、微調整。まずよいかと思った頃合いにはスタート位置に立ってる感じです。

スタートする前までは、がんばり過ぎないか?息が持つかな?等々、不安もありますが、滑りだしてみると、辛いけど、とても楽しく滑れます。

また、ゴールした時の爽快感がとても良いですね。

コース

40歳代のコース概要はこちらです。もちろんSAJ公認コースですね。

  • 距離:  5km (2.5km x 2周)
  • 標高差: 110m

標高差はしっかりありますが、「ぬお!?やばいなこの上り坂は!」ってのはなく、下りも一部見通し辛い個所がありましたが、激しい下りでもありませんでしたので、楽しみながら滑れた印象です。

フリーレースで実測したTOMTOMデータです。今回、風邪を押して参戦しましたので、HRMがひどいことになってますね。1.5kmあたりから上がった心拍数が戻ってきてないですね。

途中、倒れるかと思ったのですが、近くで滑走されていた先輩競技者に声をかけて頂いて、復帰。無事完走できました。

表彰

昨年よりは、滑れるようになったとはいえ、1戦目は欠場、2戦目はヨタヨタでしたので、達成感は少ないですが、それでも年回り運もあって、人生で初めて頂いた金メダル!SAJロゴもしっかり入ってますし、とても嬉しいです!

折角参加した競技なのですから、不調はよくないですね。来年は、元気で参加、2レース完走を目指そうと思います。