2017/08/27 春先にさりげなく紹介しました先祖返りのダマスクローズ。兄弟株300本の中からでてきた枝替わりとして、今回のケースはとても珍しいパターンになります。ダマスクローズの花も他の原種と同じで、ギリシア・ローマ時代なんかは、まだ一重が多かったようですね。ただ、現在は、一重ダマスクローズは存在しませんし、先祖返りしたダマスクローズを固定されたケースも聞きません。花様はロサ・エグランテリアと似てますが、混ざってはいないんですよ。このハウスでは全て兄弟株のダマスクローズしかありませんし、兄弟はいつもの八重咲きですね。(引きの写真ですと、奥で背高く伸びてるやつですね。)で、とても貴重なのでなんとか保存しよう!ということで、季節外れですが、これから冬に向かうまで、この株はちょいちょい挿し木をしていくことになります。今回は、いつものポットでの挿し木のほかに、試験管挿し木も用意。試験管挿し木のほうは、ちょっと環境・設備的に厳しいですかね。試験管栽培も慣れていかないといけませんので、練習にちょうど良いですね。