'香るバラ' 会津花畑蒸溜所 '香るバラ' 会津花畑蒸溜所

定植増株しながら、ほんのり返り咲くキャトルセゾンとローズヒップ

‹ 2017/07/14 ›

本日、夕方から天候下りという話でしたので、ダマスクローズの株列を増やしました。

(本当はもう少し早めの定植がなおよいですね。><)

定植間隔が狭いように感じますが、よいのです。間は冬に間引いて、出荷鉢に収まるのです。接ぎ木ではなく挿し木ですので、成長を促すため、気候のよい半年ほどは地植えで育てます。

増やすのは、基本カザンリク種となります。ダマスクローズの中でもダントツに芳香性能が高く、花付き・採花具合を見ても生産性にも長けているからです。花数の多さでは、キャトルセゾンに軍配があがります。キャトルセゾンは次いで芳香性能が良いのですが、少しだけ甘い芳香となり、シャープ差には欠けます。

キャトルセゾンも相当量株がありますので、もっとも重要なカザンリクを増やしました。キャトルセゾンはダマスクローズの唯一の返り咲き種ですので、少ないですけど花芽、蕾が今でもあります。明日・明後日あたり咲きそうですね。

さて、ローズヒップ。ハマナスの早いものですと赤見も随分ついてきました。そして、意外と豊かなヒップだったのが、アルバ・セミプレナでした。セミプレナは、一重でお花の収穫対象になりませんので、ヒップ目的にしてもよいくらい大きく実りますね。

お花は、満開中のベルガモット(原種)。園芸種と比べますと、花色は淡く葉も優しい色合いで葉の髭も豊かで野性味あふれる雰囲気です。

最後に、実、琵琶とカシス。琵琶もう少し熟したかったのですが、鳥に狙われて、半分ほど損失してましたので、慌てて母親が収穫してしまいました。><