2016/05/02 ダマスクの中で、2番目に気にかけているのがキャトルセゾンです。唯一返り咲きする品種ですからね。この花を、「キャトルセゾン(quatre saisons)」と命名したのが誰なのか、私は知りません。名はフランス語、意味は「四季」となります。由来は「花の咲き様」ということでしょうか。 枝ぶり、蕾・葉姿、春の生育具合に至るまで、一見カザンリクと同じに見えます。詳しく眺めてみますと、節々の間隔が少々狭く、蕾はより力強い印象となります。返り咲く性能がある故で、開花後に伸びる新枝の先にも花芽が付きやすく、そのため節々がつまりがちになります。節々の間隔や、枝の太さなどは、水分、栄養の上げ具合によっても随分変わりますので、覚えておりませんと、両者は、比較しても分かりにくいですね。分からなくなったら、目視では、夏・秋に返り咲くかどうか確認するしかないです。動画で見ましても、カザンリクと同じような姿、成長具合ですね。葉の縮れがちょっと見受けられますので、栄養不足でしょうかね。詰まった感じがあります。