'Scented rose' Aizu Hanabatake Distiller 'Scented rose' Aizu Hanabatake Distiller

ジャクリーヌ・デュ・プレ(S)

‹ 2015/05/18 ›

ジャクリーヌ・デュ・プレ、1989年イギリス、HARKNESS作出の比較的新しいバラです。系統S、HTと表示しているとこもあるようです。名は、「夭折の天才チェリスト」 ( wiki pedia )。夭折とは、若いころに逝ったという意味合いですが、天才ほど長生きしないということもありますね。

最近、ロサ・ペルシカを片親にした・・・バビロンと称す花弁の中心部にブロッチが入る品種が作出されてますが、それとは違い一風変わったしべ色を見せてくれます。

半八重の白花に赤いしべがとても綺麗に見えましたので、ついつい買ってしまいました。色彩から言いますと赤は黒に近いですから、輝度の高低差がすごいってことですね。また、この枝ぶり・咲き具合ですと、去年の新苗の売れ残りのような気がします。

予め、欲しいと思ったバラは品種間違いも軽減したいので、基本的に信頼のおけるバラ専門業者からネット注文をしてます。ホームセンターなどの近隣で見て買える店には、ブーム仕掛けの苗ばかりが前面にありますし、販売店に入荷してからの育苗も雑多なことが多いために、倦厭しがちになってます。。。が、意外とその手のお店でも売れ残りや売れる見込みがない苗に当たりが多いので、日々のチェックは大事にしてます。

さて、現状、花は上向きに咲いてますが、ツル性のようでしたので、はてこの後どのような育て方にしようか考えるのが楽しくなるバラです。

世の説明では、香はスパイシーで強(中)香ということなのですが、実際のところ若干フルーティな気もしました。強香なのは間違いありません。花もちは、そう長くないようで、もって3日でしょうか。

原種・オールドローズがメインなのですが、景観よし香よしのモダンローズもちらほら増やし中です。