2026/05/24 こんにちは。今日は雨上がりの予報かズレまして、始雨至曇のどんよりとした日となりました。雨はポツリポツリだったものの、ちょうど開花時間が雨天でしたので、今シーズン2度目の未出荷日となりました。さて、花畑流2回目は、花と葉物の違いについて、保存の観点から見極めてみます。最初は本日雨天日の代表的な一コマ、ダマスクローズです。露が花びらを廻っています。同じように葉にも廻っています。どちらも健康状態は元気そのものです。花の生活温は葉っぱより狭いでは、こちらも同じく今日のレアな一コマ、ダマスクローズはどうでしょうか?花びらの茶化が5割を超えて、生命力を失っています。これはどうしたことでしょうか?「この枝か株の具合が悪いんじゃないの?」いいえ。「どこかに傷でもあるのでは?」いいえ。単純に花びらの霜焼けになります。「え?まだ霜降りてんの?」いえ、会津平野部では近日間での霜警報はでていません。ただし、この3日間ほど最高でも15℃を下回る低温が続いていました。よ~くみますと、茶化した花の周りの蕾は大丈夫そうですし、葉っぱに霜焼けはありません。ピントは外れてますが、同じ株の別枝の花にも茶化はありません。ダマスクローズ花の開花に生ける温度範囲は精々10℃~16℃。(経験上の値で、計測データはありません)この花が咲く瞬間の1、2時間、この非常に狭い時間範囲で予定通りの朝日が照らされ、陽射しと気温が上がることでダマスクローズの花はうまく開花に至ることができます。天候がどうあれ、自然界で生きるものですので、毎年毎度、花は概ね条件をクリアして開花を済ませることができます。ただ、稀に葉っぱは耐えられるけど、花びらには耐え難い環境が生まれます。そのような環境では花びらに明らかなダメージが見られます。弊所がダマスクローズ生花の配送を通常便&呼吸可能な状態でのお届けに拘るのは、まさに花の生ける温度への配慮となります。私もそうでしたが、大雑把にはこんな風に考えてしまいます。「葉物ような生鮮品の輸送と云えば冷蔵のほうがいいよね?」「野菜は冷蔵庫にいれて保管すべき」案外アンチ冷蔵のほうが生ものとしては良い場面も多々あります。或いは、よりベターは恒温庫になります。冷蔵一辺倒になりますと花の霜焼けから抜け出せなくこともあります。状況次第で工夫されるとよろしいかと思います。最後に、ピンボケだった後ろの花のクローズアップです。ほぼほぼ茶化なしで綺麗です。ちょっとした環境差、力強さ、開花タイミング差なんでしょうね。