'香るバラ' 会津花畑蒸溜所 '香るバラ' 会津花畑蒸溜所

~花畑一品~ 一夜干しスイーツ

‹ 2025/09/29 ›

おはようございます。昨夜より降り続いた雨音で、いつもより早めに一日が始まりました。汗

そして、家蚊の活動が活発で寝苦しい秋です。


さて、やっぱり秋は食欲を楽しみたいですね。^^;

今日は、現地南会津で調達していたイチジクを美味しくしようと思います。



地元で無花果と言えば、生食か甘露煮、干しってところが定番でしょうかね。

私的には小さい頃のイボ取り用の我薬ってのが一番強い印象。


独特の味わいと食感があって、とてもいい食材。

ただ、定番の甘露煮にしちゃうと甘さが美味しさになってしまうし、生だと美味しいところと食べ難いところがでてしまう。


ということで、今回は、全部を丸ごと食べて、イチジクの味をしっかり味わうのに合うレシピにしました。


~ レシピ ~

1.イチジクを蒸す

水洗いした無花果を蒸籠などに並べ、軽く10分程度蒸します。


蒸す目的は二点、ひとつは殺菌、ひとつは軽めの細胞破です。

果肉に食べれるワタ用のものがあるときに、材料によってはよく使う初手になります。


細胞壁に穴をあけて、表皮汁と果汁をワタにも滲み込ませて、全体に味を調和させる感じ。

この時、果糖液がいくらか流れ出てしまいますが、その分美味しさアップなので、勿体ないことにはなりません


2.干す

蒸した無花果を食べたい形に切って、一昼夜干します。


干す理由も二点、味わいの濃縮と半なま感。

こうした方が明らかに美味しいですもんね。


干し始め、柔らかくて甘い物、液香りが滴り広がるような状況ですので、なるべく目の細かい干し籠、渡りの少ない環境など、とにかく鳥・虫が侵入しがたい環境を用意したいです。

機械乾燥でもいいですね。

3.盛る

干しあがったら、食べるときまでラッピングして冷蔵庫にしまいます。

干しきってはいないので、この状態はあまり持ちません。

すぐ食べるか、盛るまでのちょいとした時間でも手当します。


で、盛りですが、今回はクレープ様生地、生クリーム、レーズンのリキュールシロップで合わせました。^^


実食


無花果の風味、半なま食感をしっかり感じることができる一品になりました。

美味しいです。^^

言えば、ブドウのもろみはないほうが良かったかも。汗