2025/06/15 こんにちは、昨日今日は概ね雨で過ごす週末となりました。花晩期になっても相変わらず花摘みを続けつつ、少しの間離れていた田の見回りも再開。まだまだ田畑を離れることができません。ちょうど今頃の会津ではガリカの花が見頃の季節になりました。バラという科目だけにぐぐーっとクローズアップしてみますと、今年は種別の咲き時の間隔が綺麗に保たれ、時の刻みをハッキリ感じることができます。本来の東北の四季を感じる初夏という言い回しにピッタリな年です。さて、今シーズンの花摘みツアーでちょいと話題として取り上げることもあった薔薇がようやく咲き出しました。十六夜薔薇(R. roxburghii)です。小葉は基本15枚、四季咲き(返り咲き)、八重咲き、樹高は小ぶり。対して、日本の箱根サンショウバラ(R. hirtula)は小葉19枚、一季咲、一重咲きが基本、樹高は大きめ。バラが有する四季咲きの性能は中国大陸に遡ります。古来中国では未だ未同定の古い交配技術と文化があったようように感じます。