2022/12/04 夕方過ぎ、今日のバラの手入れを終え、ひと段落で事務処理をしていましたら、ひょんなことで、この二冊に触れることになりました。分かってらっしゃる方の方が多いかと思いますが、『ディオスコリデスの薬物誌』、実はコッソリ新訳本が出てるんですよね。えっ!知らんかった!ということもありますでしょうから、ちょっとだけ違いを紹介。【和訳一号】挿絵付き、底本はHAFNER Publishing Company, Inc.刊行のThe greek herbal of Dioscrides、ということで、そもそも訳本の訳本となります。また、古書ですので、左右開きが現代と逆さまです。現代入手価格、うん万円~、私の主な用途は、木工・紙工作の重し。^^;【和訳二号】挿絵なし、Weidmannsche Buchhandlung刊行の・・・DE MATERIA MEDICA・・・こちらも訳本の訳本だけど、底本がデ・マテリア・メディカとなります。こちらの開きは、最近では正の向きになります。入手価格は数千円、主な用途は参考書。さて、この和訳二号は、底本の出来が良いこと、訳が良いことがあげられ、しかも現在刊行中となります。もっておきたい一冊は、明らかに二号になるかと思います。^^