日本原産のバラ。中国、玫瑰茶で聞くマイカイの先祖でもある。野生の多くは北日本の海岸近くだが、本州内陸でも良く育つ。
水は欲するほうで、花は初夏より秋まで咲くが、2季目以降の花姿は大きさは小さく、色も薄めとなる。
本木は全様を通し、うどんこ病、黒星病など病気に強い。
会津でシーズン初のローズヒップ(偽果)収穫は~毎年8月盆前後~に始まる。この時季には、実りと共に、2季目の花芽が花を咲かせ始める。
偽果の大きさはバラの中では特に大きいほうで、ミニトマトサイズになるものもある。色合いは柿様。
花は多くのミツバチを呼び、結実性は高い。果皮は非常に肉厚。
会津の場合、1季目の開花シーズンに梅雨が重なることがあり、自然のままだと受粉に影響がでることがある。
ローズヒップは豊富なビタミンCが含まれる点で有名であるが、水溶性ビタミンであるため、上手に摂取するには工夫が必要となる。
コクのような味わい、独特の風味をを醸し出す。砂糖漬けなどをして、風味とエキスを十分捕まえることを優先して考えてもよい。
偽果の中には除去すべき繊毛と種子があり、過熟する前に、これを一つひとつ果皮だけにするのに手間がかかる。
また、この時の処理の時、手は漏れ出たビタミンCに触れることになるため、大量に処置する場合は、逆に肌荒れにもつながる。
衛生手袋などを使って、手を保護したほうがよい。
一般的に、ドライ・ローズヒップは、繊毛・種子除去済みであり、果皮の乾燥でブロック若しくは粗粉砕で売られる。
ドライでも、エキス・風味を十分楽しめるため、簡単にローズヒップエキスを楽しむ場合にはそちらを使った方が手っ取り早い。
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2024:4:20 07:46:25更新