2022/05/09 こんばんは。今日は稲作でも起点の日、堰上げとなりました。おかげで明日からは天気予報よりも肌寒い日が続くことになります。 良い感じの水張りができたら、代掻きです。^^ さて、~ボタニカルアート~。植物の組成や特徴を正しく表現できることが、まず大切な画ですね。 これは、植物を育てる知識にも繋がりますので、勉強がてらひとつひとつ学んでいきます。 そんなことで、ダマスクローズ(カザンリク)の花枝の特徴をじっくり捉えて理解します。 花枝の根元から互生の葉数を数えます。小葉の数じゃなくて、葉の段数を。7段目が3つの蕾からなる頂芽。7段目に至って蕾が見えない枝は、花芽になりません。もう少しすると、頂芽から一段下がる度に、葉と枝の間から次の花芽が出てきます。勢いがよいと4段くらい、少なければ2,3段。カザンリクの場合、花枝は、成長と共に風になびくように曲がりますので、花が咲くころはクネクネ癖を付けながら、スラっと立ち上がるようになります。同じダマスクローズで最も花質が近いキャトルセゾンは、枝が太く、節間が狭いので、クネクネしないで立ち上がります。また同じく近しい性質のローズ・ド・メイは、棘が少ないせいか、枝は細く伸びるものの重量負担が少なく、カザンリクほどはクネクネしません。そして、今年は蜘蛛が多い気がします。><