2020/07/17 こんばんは、最近は薄っすら曇りか、ほど良い雨が続いています。さて今日はですね、急に変化した3倍薔薇のお世話をしました。 この3倍はですね。秋には移設予定なんですがね、そのまま移設しても1本が変わらないですよね。 で、人のワガママですが、貴重な一本をなんとか増やして、安全・安心を得たいんですよね。 そこで、花後早々は、余剰枝を使って挿し木を用意しましたが、ダマスクローズの挿し木にはあんまり合わない時期なんですよね。恐らく成功率は1割程度だと思ってます。 なので、できる限り保険を掛けたい。。。>< ってなことで、~取り木~を実施しました。^^; まずは、準備。取り木のネタを用意しました。ずうーっと花畑の薔薇栽培で使っている土たちを用意。 赤玉、クレイ(粘土)、自家製堆肥と、追加で水苔。ミズコケは纏わりと吸水性に期待して混ぜるんです。 そして、取り木に使う道具はこちらです。 ナイフ、剪定鋏と厚手ビニール、麻紐。【TIPS:なぜクレイ?】ここで、ちょっとだけのTIPS。クレイってなんで使うの?ってところ。よく聞くクレイって、大雑把にいうと珪酸塩石ですね。美容用途ですと、これを焼成してパウダーにしたもので、アルカリ性のモンモリと酸性のカオリンっていうのがあります。で、このうち花畑の薔薇用に使うのは、日本で採石した弱酸性のクレイ。役割は水質保全とpH調整です。イオン交換能力があるんですよね。そして弱酸性ってところを少しだけ利用させていただきます。で、土壌を作ったら、3倍に赴いて、せっせこ作業をいたします。 良さげな枝を見つけたら、ナイフを使って、グリグリーっとですね。お肌剥き出しにします。 1周分の表皮をマルっと剥がしたら、用意してきた土壌をコネコネして粘土様にして傷口に被せ、ダンゴを作ります。 ダンゴが出来たら、ソソクサとビニールで巻いてあげて、上下の口元を麻紐で閉じ締めます。 うん、1つできた。^^ こんなことを、シュート毎に2個くらいずつ作って、13個の取り木を設置できました。^^ これから真夏に向かいますので、間に合うと良いなぁと思いながら、発根に期待!!!