カモミールDay 2：ローマン

カモミール・ディ2～。もちろんローマンなわけですが、この2種類ってどう違うんでしょう？

生態的には、ジャーマンは1年草で種で増え、ローマンは多年草で根茎で面積を延ばすってところが大きな違いです。形は、前者が立ち、後者がほふく性。どちらも耐寒性は非常に強くて、積雪の中でも緑のまんまです。

花はローマンのほうが一回り大きくて平べったく、如何にもキク科って咲き様です。

で、両者のカモミール、子供の頃って瓜二つで見分けるのが無理なんですよね。

でも鼻を使うと区別がつきます。ここってかなり違うところなんですが、葉・茎からもカモミールの香りがするのがローマン、ジャーマンは花にしか香りがないんです。

ということで、ローマンの場合は、地上の全草を使います。緑もジャーマンよりは濃いですね。

蒸留するとこんな感じ。別に青くありません～。＾＾；香りはローマンのほうが何となくマロヤカに感じます。

そして、残り油をG・ブルーと同じ処方で抜き取ってみますと、普通に白いです。＾＾