ローズ乾燥と十六夜とカシス

ダマスクローズ生花も終盤は乾燥花の作成と冷凍保存用の処理となります。明日、荒れ模様ということですので、今日はハマナスとともに乾燥を。

ハマナスは食用に向いててとても良い感じですね。花質はガリカ・オフィキナリスとほとんど一緒です。ガリカ・オフィキナリスは西洋の薬草ですが、日本で漢方バラといえばハマナスですし、四季咲きでもあるので、乾燥花にはこちらを利用しています。もちろん、ダマスクローズもです。

さて、これから咲く薔薇もいくつかあります。今日は咲き始まった原種の十六夜バラです。名前の通り花輪郭が円形になりません。ほんとにうまい事、欠けてます。＾＾枝ぶり葉様は、サンショウバラとほとんど一緒で、サイズ感が一回り小さいです。

蕾もサンショウバラと同じようにトゲトゲの扁球になります。富士山麓固有種のサンショウバラは一季咲き、十六夜バラは四季咲き、性質は似てるところがありますね。マイカイとハマナスのような関係でしょうかね。

最後は、カシスです。そろそろ実を頂けそうです！＾＾